町田市 大和市 座間市 川崎市 横浜市 相模原市から患者様がいらしています。成瀬駅北口。

電話番号:042-723-3875
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虫歯治療

痛みの少ない
歯にやさしい虫歯治療

当院では患者様の将来的な健康に重点を置いた治療を行っています。
そのため、できるだけ痛みの少ない治療、できるだけ歯を削らない治療に取り組み、患者様がお口の健康管理のために通える歯科医院を目指しています。

虫歯は自然に治るものではありませんから、治療が遅れることで治療期間が長くなり、費用もより多くかかることになります。
「歯に痛みを感じる方」「虫歯かもしれないと心当たりのある方」は、できるだけ早くご来院いただき問題を解決しましょう。

虫歯ができるメカニズム

虫歯がどんなものなのかを認識することはとても大切です。
虫歯になったことがない人を探すほうが難しいくらい、ほとんどの方のお口にいる虫歯菌ですが、実は産まれたばかりの赤ちゃんのお口には、虫歯菌がいないことをご存知ですか?実は誰もがもともとは虫歯菌とは縁がなかったのです。
しかし残念なことに、ほとんどの方が食べ物の口移しによる母子感染や、成長する過程の中で、虫歯菌に感染していってしまうのです。

細菌とバイオフィルム

バイオフィルムの様子

お口の中を不衛生なままにしていると虫歯菌が繁殖を始めます。そして、水には溶けないネバネバした物質を放出し、自身の排泄物や死骸などとともに「バイオフィルム」という生息環境を作ります。

バイオフィルムは虫歯菌の集合体のようなもので、歯磨きや抗菌物質でも除去することができません。放っておくと、どんどん歯を溶かし虫歯を進行させていきます。

様々な虫歯の要因

虫歯の直接的な原因は、虫歯菌が出す酸によって歯が溶けることですが、これには脱灰と再石灰化のバランスの崩れが大きく影響していることがわかりました。しかし、実際の虫歯の進行はもっと複雑です。
歯の質や唾液の機能、日頃のお口のケアなど、様々な要因が重なって虫歯は進行します。

虫歯になりやすい方の主な要因
様々な虫歯の要因図

歯の質や唾液の機能には個人差がありますから、ご自身のカリエスリスク(虫歯のなりやすさ)を知り、どのような生活が予防に繋がるのかを考えてみましょう。
当院では、患者様のリスクを把握して、ご自宅でのケア方法や日頃気を付けるべき生活習慣についてご説明しています。

虫歯の症状

虫歯が象牙質まで達すると痛みや違和感を覚えるようになります。
この時に虫歯に気付く方が多いのですが、既に歯を削らなければ治せない虫歯になっています。
歯を削る治療が必要なのは、これからご案内する虫歯の症状では「C2」以上の虫歯です。
COやC1レベルの初期虫歯であれば歯を削らずに治すことができますが、定期健診を受けていないと発見することができません。

当院では「歯を健康に保つための定期健診」を行っております。
ぜひご相談ください。

虫歯の進行状態とそれぞれの治療法

虫歯の進行状態 症状 当院での治療方法

CO(初期の虫歯)

CO(初期の虫歯)

歯の表面のエナメル質が白く濁り、透明感が失われた状態です。
痛みもなく歯科医院でないと発見できない虫歯です。

  • 歯の再生(再石灰化)を促して自然治癒を目指す治療になり、患者様に合った歯の磨き方の説明及び歯質を強化するフッ素塗布を行います。
    ご家庭で行う正しい口腔ケアを身に付けましょう。
  • その後の経過観察(定期健診)で問題がなければ治療終了です。

C1(エナメル質の虫歯)

C1(エナメル質の虫歯)

歯の表面のエナメル質が溶け始めた虫歯で、COの虫歯と同様に歯科医院でないと発見できない虫歯です。

痛みを感じない状態の虫歯のため歯科医院でないと発見できませんが、この段階の虫歯であれば、歯を削らない治療が可能です。

  • COの初期虫歯と同じ治療を行いますが、エナメル質が溶け始めているため、経過観察はしっかり行う必要があります。
  • 虫歯が進行する可能性の高い場合には、歯を少し削ることもあります。

C2(象牙質の虫歯)

C2(象牙質の虫歯)

象牙質まで達した虫歯です。
歯髄に近づくにつれて、歯のしみや痛みを感じるようになります。

象牙質はエナメル質より柔らかく虫歯の進行が早いため、歯を大きく削ることにならないためにも早急な歯治療が必要です。

  • 虫歯に侵された象牙質を除去し、つめ物(インレー)をします。
    一般的にはレジン(プラスチック)を詰める治療になります。
  • 比較的大きな奥歯の虫歯には金属を詰めることもありますが、セラミックやハイブリッドセラミックなどの歯と同じ色調の材質を詰めることもできます。2~3回の通院が必要です。

C3(歯髄の虫歯)

C3(歯髄まで侵された虫歯)

虫歯が歯髄(歯の神経)まで達し、大きな穴が開いた状態です。

熱いものがしみたり、炎症(歯髄炎)している場合には、ズキズキと激しい痛みがあります。

  • 根管治療で歯髄や虫歯に侵された象牙質の除去を行うことで、歯を助けることができます。
    根管内を無菌化・密封する根管治療は、その後の歯の寿命を左右する最も大切な治療です。
  • つめ物(インレー)または、かぶせ物(クラウン)を装着して治療終了です。

C4(末期の虫歯)

C4(末期の虫歯)

歯冠部(歯の頭の部分)が溶けて歯根だけが残った状態です。歯髄は壊死してしまい痛みを感じません。

この状態を放置することで、歯根先端部に膿胞(袋状の膿)ができ、激しい痛みに襲われます。
こうなってしまうと歯を残すことは困難です。

  • 歯根を残せる場合は、C3と同様に根管治療を行います。
  • 抜歯が必要な場合には、両側の歯を支えにするブリッジや部分入れ歯、インプラント治療を行うことになります。

当院の虫歯治療

コンポジットレジン

C2・C3レベルの虫歯の修復物処置

光照射によって硬化する性質(光重合)を持つ軟性レジン(プラスチック材)を塗り固めながら歯の形態を修復する治療です。
インレーに比べ短期間で治療を終えることができます。 保険適用対応の軟性レジン材を使用することで安価に治療できます。
治療工程もシンプルなため次にご案内するダイレクトボンディングと比べると、修復した歯の色調や形態などが若干落ちますが、治療費が安価であることは大きな魅力です。

コンポジットレジン治療の流れ

ダイレクトボンディング

C2・C3レベルの虫歯の修復物処置

コンポジットレジン充填法とほぼ同じ治療ですが、材料が軟性レジンにセラミックスを含んだハイブリッド樹脂材になります。フッ化物が含有されており、微量なフッ素を放出し続けるフッ素徐放性(じょほうせい)を持っているため、虫歯を予防する効果にも期待が持てます。

周囲の歯の色調に合わせるだけでなく、歯本来の透明感まで再現でき、見た目をより美しく仕上げることができるため、前歯など目立つ部分にもお勧めできる治療方法です。応用範囲も広く、欠けた歯の修復や盛り足しによるすきっ歯の改善など、様々な用途に用いることができます。

ダイレクトボンディング治療の流れ

インレー修復法

C2・C3レベルの虫歯の修復物処置

採取した歯型から製作した修復物を詰める治療で、奥歯や歯と歯の間にできた虫歯の治療などに比較的多用される治療方法です。
修復物には部位や目的、ご希望により、自費診療のハイブリッドセラミックスやゴールドなどがあります。

インレー修復法の流れ

クラウン修復法

C2・C3・C4レベルの虫歯の修復物を被せる処置

クラウンは歯を大きく削った場合に被せる修復物です。
歯根部が土台として使えるのであればどの歯にでも適用できます。

前歯には、レジン前装冠・メタルボンド・オールセラミッが。
奥歯には、金銀パラジウム合金・ゴールド・メタルボンド・オールセラミックなどがあります。

修復物の材質は患者様の目的やご希望によって選択します。

クラウン修復法の流れ

根管治療(歯内療法)

歯牙と歯周組織の断面図

歯髄(歯の神経)は神経や血管などの集まりで根管(歯髄腔)に収まっており、歯への栄養供給や歯の痛みを脳に伝達する役割を担っています。この歯髄が虫歯菌に侵されると“歯髄炎”となり、ズキンズキンと激しい痛みを感じることになり、最悪の場合、歯髄は壊死してしまいます。

治療をせずに歯髄が死んでしまった場合には、歯の喪失を防ぐために、虫歯菌に侵された歯髄をすべて取り除く治療(抜髄)を行わなければなりません。

その後、歯髄腔(根管)の細菌感染した歯質などを徹底的に除去・無菌化する根管治療を行い、クラウンなどによる修復処置をします。
修復物の材質は患者様の目的やご希望によって選択しています。

根管治療の必要な歯周組織の炎症
歯髄炎

歯髄炎(臼歯の虫歯)

進行した虫歯によって歯の内部の歯髄が炎症を起こした状態で、自発痛(何もしてなくても痛い)や拍動痛(ズキン、ズキン)があります。
多くの場合、歯そのものを残すことを目的とした根管治療が必要になります。

根尖性歯周炎

根尖性歯周炎(臼歯)

過去に根管治療(抜髄)をした歯に起こります。
歯髄腔に細菌が残っていたことや、根菅充填(治療終了時の歯髄腔の密封)が不完全な場合などが原因です。
根管治療後、数ヶ月から数年で腫れや痛みなど、自覚症状のないまま徐々に悪化することが多く、突然の耐え難い痛みで気付くこともあります。

歯の将来を左右する根管治療
拡大鏡よる治療

根管治療には拡大鏡を駆使します

根管治療は歯根の中にある根管を完全に無菌化する治療です。
根管は歯髄の入っているところですから、狭いどころか目視すらできません。
その後の歯の寿命を左右する大切な治療ですので、レントゲンや拡大鏡などの設備を駆使して慎重に行う必要があります。歯科医師の経験や技術、技量が問われる非常に難しい治療です。

根管治療は多くの歯科医院で行われていますが、治療が不完全だと、根尖性歯周炎(歯根の先端にできる病巣)の原因になることもあります。
何よりも治療を繰り返し行うことは、その歯にとって何ひとつ良いことではありません。

当院では、
「より高度な根管治療」
「より歯が長生きできるための根管治療」

に望める環境を整えております。

お口のお悩み・虫歯治療・入れ歯の修理などお気軽にご相談ください。

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